麦茶の飲みすぎは体に悪いの?
夏の暑い日が続くと、
ついつい冷たい麦茶をガブ飲みしてしまうものです。
しかし、冷たい麦茶をたくさん飲むと胃腸が冷えるため、
冷え性がひどくなり、
消化不良になったりします。
麦茶には血行促進などの効能もありますが、
あくまで適度に摂取した場合の効果です。
麦茶の効能を得ながら、
おいしく飲みたいのなら、
冷えた麦茶ではなく、
適量の麦茶を常温、
または温めて飲むようにしましょう。
麦茶は飲み過ぎには注意が必要ですが、
基本的には体によい飲み物です。
ただし、麦茶にもデメリットや注意点はあります。
麦茶ばかりを摂取しているとナトリウム不足になる危険性があります。
とくに夏場は汗でナトリウムが体外に放出しやすくなるので、
ナトリウム量が多くない麦茶だけでは不足することになるでしょう。
麦茶でナトリウムを補いたいのなら、
塩や梅干しを加えて少しアレンジしてから摂取することをおすすめします。
大麦アレルギーの人は注意が必要です。
麦茶の原料は焙煎した大麦です。
そのため、大麦アレルギーの方は麦茶を飲めません。
また、麦茶を飲んだことがないアレルギー体質の方は、
大麦でアレルギーがでる危険性もあるため、
最初は少量ずつ試すようにしましょう。
麦茶のうれしい効能や効果を知って、
早速購入を検討している方もいるでしょう。
しかし、麦茶について調べたことがない方は、
まだまだ知らないこともあるはずです。
◎麦茶は小麦アレルギーでも飲めるの?
一般的に小麦アレルギーでも麦茶は飲めます。
そもそも麦茶は大麦を材料にしていて、
グルテンは含まれていません。
そのため、小麦アレルギーでも問題なく麦茶は飲めます。
ただし、アレルギー体質で今まで一度も麦茶を飲んだことがない方に関しては、
医師に相談をしてから慎重に飲むようにしましょう。
◎水出し麦茶と煮出し麦茶ではどちらのほうが安全?
どちらが安全ということはありませんが、
比較的、沸騰させた煮出しの方が安全といわれています。
しかし、水出しであっても煮出しであっても、
当日中に飲み切るのがおすすめです。
常温で1日以上おいた麦茶は飲むのを控えましょう。
結論として、
どちらの方法で作った麦茶であっても、
きちんと冷蔵庫に保存して早めに飲み切ることが大切です。
誰にでも飲みやすい味を目指しているので、
子どもから大人までおいしく飲めます。
子どもから妊婦まで幅広い年齢の方にすすめできるお茶です。
ただし、
冷たい麦茶を大量に摂取すると胃腸が冷えてしまう可能性があります。
そのため、
麦茶を飲む際は、
胃腸のことも考えて、
冷えたものより、
常温や温めたものを摂取するほうがよいでしょう。
とくにお腹が弱い方は、
冷やしすぎには注意が必要です。