クレソンと同じくアブラナ科の野菜である“からし菜”です。
・からし菜はゆで時間が長くなると、シニグリンの損失が大きくなる。
・からし菜を蒸す場合は、シニグリンの損失が少ない。
クレソンに含まれるシニグリンも、からし菜の研究結果と同じことがいえそうですね。
クレソンを食べるときは寄生虫に注意。
クレソンには、
肝蛭(かんてつ)という寄生虫がついている場合もあります。
肝蛭という言葉に聞き覚えのあるかたは少ないかもしれませんが、
意外と身近な場所に存在しています。
牛などの糞に含まれた肝蛭の卵は、水田や小川などで貝に寄生するのです。
貝の中で成長したのち水中に出てきて、
水辺の植物であるクレソンにくっつきます。
クレソンにくっついている肝蛭を除去するには、よく洗うことが大切です。
肝蛭は洗えば落とせるので、必ずしも加熱する必要はありません。
よく洗えば、生のクレソンでも安心して召し上がれますよ。
クレソンを使ったレシピのご紹介。
クレソンの辛味とさわやかさを活かした“クレソンと豆腐のサラダ”
メイン料理の付け合わせといったイメージのあるクレソンですが、