乳製品などの組み合わせ

更年期障害にオススメしたいのが

ご飯と味噌汁に、魚料理、おひたし、煮物などを組み合わせた“和食”

112回は意識して魚料理を取り入れ、

緑黄色野菜を使った副菜を

手の大の小鉢で昼夜1皿ずつ加えるとバランスもよくなります。

デザートには皮ごと食べられるブルーベリーやリンゴなどをはじめ、

栄養価の高い旬のフルーツを1200gを目安に取り入れてみてください。

飲み物には牛乳などの乳製品を組み合わせるとよいでしょう。

 

主食・・・・・

ご飯、パン、麺類、餅など。  

主に炭水化物によるエネルギー供給源です。

糖質は、同じくエネルギーになる脂質に比べ、

分解・吸収が早いという特徴があります。

 

主菜・・・・・

肉類、魚介類、卵類、大豆製品などを使った料理です。

献立の中心となるおかずで、

主にタンパク質や脂質の供給源となります。

タンパク質は筋肉や臓器など体を構成する重要な栄養素です。

また、酵素やホルモンの原料となったり、

ウィルスや細菌の侵入を防ぐために働く免疫物質を作り出す栄養素でもあります。 

 

副菜・・・・・

緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、きのこ類、山菜類、芋類、豆類などを使った料理です。

 

主食、主菜で不足する各種ビタミン・ミネラルおよび食物繊維の供給源となります。

多くのビタミンは

糖質・脂質・タンパク質の代謝を円滑に行わせる潤滑油のようなはたらきをしており、

血管や粘膜、皮膚、骨などの健康を保ち、

新陳代謝を促す働きにも関与しています。

ミネラルも

骨や歯、酵素など体の構成成分であるとともに生理作用の調整をしており、

体の健康維持には欠かせない栄養素です。

 

汁物・・・・・

味噌汁やスープなどです。    

各種ビタミン・ミネラルおよび食物繊維の供給源となり、

不足しがちな栄養素や水分を補います。

ビタミンB1やビタミンB2はエネルギー代謝をサポートし

疲労回復にも繋がります。

 

その他・・・・・

果物、牛乳、乳製品などを組み合わせて・・・。

各種ビタミン・カルシウム・食物繊維の供給源となります。

女性は閉経期に入ると急激に骨量が減り、

骨粗しょう症にかかりやすくため、

特にカルシウムは中年期以降も意識的に摂取したい栄養素です。

カルシウムの供給源である乳製品には

牛乳、ヨーグルト、チーズなどが含まれます。