喉にいいもの?

喉にいい食べ物・料理には、刺激の少ない食材を選ぼう・・。

 

カフェインが少なく喉を潤してくれるハーブティーはおすすめ

喉に刺激を与えることがよくないのですから、

喉が痛いときは、

逆に“喉に刺激を与えないもの”を選んで食べるようにしましょう。

  • やわらかいもの……プリン、茶碗蒸しなど
  • ハーブティー……カモミール、ユーカリなど
  • のど飴

喉に刺激を与えない食べ物の選び方でもっとも簡単なのは、

物理的に「やわらかい」ものを選ぶことです。

プリン、茶碗蒸しのようなゲル状の食品や、

うどんや粥など柔らかく煮た料理がおすすめです。

さらに、カフェインの少ない飲み物で喉を湿らせたり、

のど飴を使って唾液を多く出すことで

喉を乾燥から守ることも喉が痛いときの対処法として有効です。

喉が痛い時におすすめの食べ物は以下の9つです。  

・ネギ・生姜・大根・はちみつ・みかんの皮(陳皮)・キンカン・黒豆・ゴボウ・梨     

喉に良い食べ物

   ネギ 

長ネギの香り成分である“アリシン”に

殺菌効果があるといわれています。

焼いて首に巻くとよいといわれますが、

加熱して美味しくいただいたほうが効果は高いようです。

② 生姜の「ジンゲロール」「ショウガオール」が

血行をよくするといわれています。

そのままではかなり刺激が強いので

“生姜紅茶”のようにすりつぶして少量を飲み物に溶かします。

③ 大根の辛味成分である“アリルイソチオシアネート(芥子油)”に

抗炎症作用があるといわれています。

大根とはちみつをタッパーなどの密閉容器に入れ、

出てきた汁を飲むと効果的といわれています。

大根おろしもよいといわれますが、

こちらは少し刺激があるので少量にしましょう。

④ はちみつは

大根はちみつの材料としても使われていますが、

はちみつをなめるだけでも効果があります。

マヌカハニーなども炎症を抑えるため、

効果があるといわれています。

   みかんの皮(陳皮)、

柑橘類の香り成分である“リモネン”や、

酸味のある“ビタミンC”などが

喉の痛みを含む風邪予防によいといわれています。

みかんの皮を干したものは

“陳皮”として販売されています。

陳皮を生姜や黒砂糖などと一緒に煎じて飲みます。

   キンカン、

みかんの皮と同様“リモネン”や“ビタミンC”などが

風邪症状に効果があるといわれています。

キンカンは実を皮ごと食べるのが特徴です。

喉の痛みが気になるときには砂糖煮を56個食べましょう。

黒砂糖のほうが効果が高いといわれています。

または、

キンカンにザラメ糖とはちみつを入れて

漬け込むとキンカン飴ができるので、

これをスプーン1杯なめても喉の痛み軽減効果が期待できます。
 
⑦ 黒豆とゴマ、昆布茶を煎じて飲みます。

また、ゆで汁に黒砂糖を加えて飲む方法もあります。

黒豆の色素成分である“アントシアニン”に

喉の痛みを和らげる効果があるといわれています。

   ゴボウに含まれる“サポニン”が炎症を抑えるといわれています。

サポニンは灰汁の成分ですので、

喉への効果を期待するのであれば、

灰汁抜きをしすぎないで調理したほうがよさそうです。

また、

痰が出る場合、

生のゴボウの根の汁を飲むとよいといわれています。

また、

ゴボウの種子をよく煎じて飲むと咳にもよいようです。    

   梨の“ソルビトール”は

喉の痛みを和らげて咳を鎮めるといわれています。

生の梨の芯をとり、

はちみつを入れて蒸したり、

焼いて食べると効果があります。

また梨をすりおろしてジュースにし、

はちみつを入れて飲んでもOK