グッと力んで曲がった状態の足指を治すチャンスは夏に！
屈み指、
“屈指症=くっししょう”、
“ハンマートゥ”とも呼ぶこともあります。
足を真上から見た時に、
爪が先の方まで見えていなければ屈み指と言われています。
また、
直立時には曲がっていなくても、
歩く時や踏ん張るときに曲がってしまう“隠れ屈み指”が起きてくる。
これは歩行チェックやバランスチェックテストで
簡単に発見することができます。
屈み指の原因のひとつには“間違った靴選び”だとか・・・。
靴のサイズが小さいと、
足指が常に曲がった状態となってしまいます。
それにより足指を間違った方向に悪矯正してしまう方が
非常に多いようです。
靴の圧迫くらいと思われる方もいらっしゃいますが、
小さなことで人間のカラダは変化してしまいます。
たとえば、
歯科医院での矯正では、
歯に継続的に圧をかけて矯正していくのですが、
かかっている圧は１０ｇ程度だと言われています。
それくらいの力でも歯並びが変わっていくのです。
足指は、
体重がかかっていますから
何十キログラムという重さがあります。
・・で、足指も同じようにその影響を受けるのです。
屈み指の治療として、まず靴のサイズ見直が最重要です。
一時はやった、わら草履などを使用する手もあります。
屈み指による一番の問題は、
体の重心が踵寄りになることです。
踵重心になってしまうと、
全身のバランスが保てず姿勢を崩してしまいます。
姿勢が崩れてしまうことで、
膝痛、
腰痛、
肩こりなどの問題だけでなく、
呼吸の乱れや内臓機能の低下にまで繋がってしまいます。
そうなると、
髪の毛にも何らかの影響が起きてくるのです。
また、
踵に体重がかかり続けることにより、
足底の筋肉が変則的にかたくなり
足底筋膜炎などの症状を起こす原因にもなるのです。