足元が綺麗になっても滑って転ぶ

転倒は年齢に関係しないで起こる・・?

 

外出時に注意する場所には、

1)店舗   

入り口の段差やマットにつまずく、

雨の日に濡れた床ですべるなど、

転倒につながるリスクは外出先にもたくさんあります。

買い物中は商品に気を取られて

足元や周囲の危険に気づかないことが多いため特に注意が必要です。   

 

2)道路・駐車場

側溝やわずかな段差につまずくことや

足を踏み外してしまうことがあります。

雨の日には

マンホールのふたがすべりやすくなりますので

避けて通るようにしましょう。

駐車場では

車止めにつまずいて転倒してしまうことが多いため、

足元に注意しながら移動しましょう。

 

転倒しても大事に至らないためには・・?

1)丈夫な骨を維持するような食生活を心がける。

骨の強さを表す骨強度が低下すると

骨折しやすくなります。

骨がスカスカになってもろくなる骨粗しょう症になれば、

わずかな衝撃でも骨折してしまう可能性が高くなり

転倒して大けがをするリスクも高まります。

このようにならないために丈夫な骨を維持することが大切です。

骨の健康は、

食生活がポイントです。

骨を構成するのに重要なカルシウムを十分に摂取し、

栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。   

2)下半身の筋肉を維持するような体操を行う。

3)転倒リスクを軽減できるような生活環境を整える。

転倒リスクを軽減し安全で快適に過ごせる生活環境を整えましょう。

床に物を置かないようにする、

電気コードを壁に沿わせるなど、

転倒の要因になるものをなるべくなくすようにしましょう。

段差やすべりやすい床などの転倒リスクが高い場所は、

住宅改修・介護リフォームも検討しましょう。

要介護認定を受けている方は、

介護保険を利用して住宅改修・介護リフォームを行うことができる。      

4)外出時に転倒しないような靴や杖を利用する。

脱げやすい靴や、サイズが合っていない靴を履いていると

転倒しやすくなります。

つま先が少し上がっているデザインの靴や、

足の形に合わせやすいマジックテープ付きの靴など、

転倒防止につながる靴を選ぶようにしましょう。

歩行を安定させるために、

杖などの介護用品を利用するのもよいでしょう。     

手すり、靴、杖、踏み台、スロープなど

転倒防止のための様々な介護用品・福祉用具を福祉用具専門業者に発注。     

 

高齢者の転倒は大けがにつながりやすく、

寝たきり状態になってしまう危険性もあります。

高齢者の方は転倒予防のために、

日頃から体を動かすようにして、

身体機能の維持を目指しましょう。

周囲の方は高齢者の身体状況や生活環境に注意を向け、

転倒予防に向けた対策をしてください。