気温や室温に順応できる身体づくりで疲労の対策を!
▲温活を使ってみましょう。
① 身体の局所を温める
筋肉や内臓を温め、深部体温を上げることで、自律神経を整える。
特に四肢や背骨の周囲は自律神経に関連の深い神経があり、働きを強めます。
A.ストレスが強いタイプ。
手首や足首周囲、顔面をカイロやホットタオルなどで温める。
緊張しているときや、
寝る前などリラックスしたいときに温める(特に若い人におすすめ)。
B.生活習慣が乱れているタイプ。
お腹、腰部にカイロを貼る。
カイロの温度でリズムを作ることが大切で、朝と寝る前など定期的に貼る。
C.運動量減少タイプ。
血管が表面近くにある、首元、肩甲間部、内ももにカイロを貼る。
朝や寝る前など、身体が冷えているときに貼る(運動の際は外す)。
D.加齢タイプ。
背骨から1.5ー3.0cm
脇、痛かったり冷えている箇所を中心にお灸やカイロで温める。
朝・昼・晩と3回、リズムを作るために食後に貼る。
▲運動やストレッチをしてみましょう。
② 運動をする。
散歩、インターバル歩行で循環を良くしたり、
筋肉を増やすことで、自律神経を鍛えましょう。
散歩は距離ではなく、
一定のリズムで15-30分、ほどよく行うことが大切。
インターバル歩行は、3分ゆっくり歩き、
3分早歩きを繰り返す運動を15-30分程度実施。
1分間で60-80歩、2秒吸って4秒吐く呼吸法を推奨。
③ 首肩の筋肉をストレッチする。
ストレスにより緊張しやすい筋肉を緩めることで、
副交感神経を優位にします。
両手を後頭部に添えた状態で手の重みで首の後ろを伸ばす。
ゆっくり上を向くことで首の前を伸ばす。
首をゆっくり左右真横に倒す。
肩甲骨周り、腰(骨盤周り)、背中、太ももの裏、ふくらはぎの筋肉を伸ばす。
▲生活習慣の中で取り入れてみましょう。
④ 身体を温める食べ物を多く摂取する。
深部体温が上昇することで、臓器が安定し、自律神経も安定します。
土の中の食べ物(根菜類)、冬や寒いところで取れる食べ物を多く摂る。
⑤ 規則正しい生活
睡眠、排便、食事は身体のリズムを作る基本であり、自律神経に強い影響を与えます。
太陽に当たることで、睡眠物質の前駆物質であるセロトニンを増やし、眠りやすい状態を作る。
睡眠は7時間程度とし、夜23-朝6時の間、寝るのが理想的。
3食きちんと食事をする。
食間が前後1時間+α程度あれば、個人の食事タイミングに合わせて1日2食でもOKです。
⑥ 入浴(汗をかく)
1日1回はお風呂で副交感神経を優位にする、
または汗をかくなどで自律神経を鍛えましょう。
必ず1日1回お風呂に入り、体温をあげる。
夜に38-40℃のお風呂に15-20分ほどつかる。
お風呂に浸からない場合は、
首から肩甲間部に少し熱め(42℃程度)のシャワーを30-60秒あてる。
⑦ なるべく暖房や冷房器具に頼らない。
冷暖房に頼ると自律神経を使わないため、自律神経の活動が悪くなります。
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