体が曲がってくるのには仙骨の働きの弱さが原因なのか・・?
全身に数百個ある骨を、
数珠繋ぎにして考えると、
そのほぼ中心に位置するのは“骨盤の中核”“
背骨の土台”となる“仙骨”。
仙骨は両側にお尻の骨“腸骨”に挟まれれて、
仙腸関節で繋がっています。
仙骨は背骨の根っこ。
土台として腰椎から上の上半身の重みを、
一点で支えているのです。
仙骨を正面、
或いは後方から見ると
“平べったい亀の甲羅”のような姿で、
側面から見るとなかなかの厚みを持った
“聖火タイプ”の土台というイメージかもしれません。
その形状からすべての良き流れを・・。
背骨は全身に繋がる神経のパイプライン。
その根元で神経を束ねた太いケーブルが
“仙骨”の前面を通っています。
仙骨前面には
自律神経系が存在していて、
全身の筋肉に向けて緊張を促す“交感神経”と、
弛緩を促す“副交感神経”のバランスは、
仙骨の状態により影響を受けやすいのです。
仙骨を温めるとリラックス効果が感じられるとか・・?、
加齢によって腰が曲がってくる
位置にもかかわっているのです。
仙骨のかかわっている筋が働きをしなくなってくると
先端が前方に動き、
腰が曲がって
大腿骨にも連動しているので
関係する筋肉の動きが変わって歩行困難に・・。
仙骨へのチョットしたアクティブが
曲がった腰が真っ直ぐに
以前のような歩行の動きができたのが
仙骨が見せてくれたミラクルなのです。
見ることができたのは、
仙骨の働きひとつで、
体質も動きも“人生観も”変わっていくように思えた。