アジサイが咲く頃にカタツムリがいると絵になるがその生態は・・・?
カタツムリはその愛嬌のある姿から、
私たちにとって身近な生物の一つでもありますよね。
私たちが思い浮かべるカタツムリは
丸くて渦を巻いた貝殻を持つだけの,
一見ぱっとしない生物かも知れないけど、
世界にはそんな私たちの想像を
見事に裏切ってくれるカタツムリ達がいるようです。
殻だけに注目しても,
美術品のような美しい形状をもつもの,
一度見たら忘れられないほど鮮やかな色彩をもつものさえいます。
殻が無いのがナメクジらしく,
攻撃を受けたときにネバネバした粘液を大量に分泌し,
すばやく逃げるなどの防御行動をとるものが多いようです。
世界には
さらに一枚上手を行く見事な防御術を持った
コノハムシのナメクジ版といった擬態の例もあるようです。
カタツムリの研究者にとって、
カタツムリは
移動能力が低くて地理的隔離による遺伝的分化が進みやすく,
種分化が激しい。
このことは進化を研究する上で絶好の研究材料でもあるようで、
またカタツムリの分類には,
細かい特徴や形の微妙な違いを識別できる目が必要らしく,
誰にでもできるわけではないという
職人芸のような所もあるようで
魅力の一つらしいです。
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