腹ペコになると長寿遺伝子を起こす、
腹七分目長生き方が・・・。
腹八分目は医者いらず、
という諺が日本にはある。
控えめに食事をとることが
健康にいいことは世界共通のようだ。
英語圏でも
Light suppers make long life(軽めの夕食は長寿の源)
という言葉がある。
ところが最近は、
腹七分目が長生きのもとになるという
研究が相次いでいる。
お腹をすかせた状態にすると、
長寿遺伝子の働きが活発化して老化を防いでくれるという。
1日に必要とされる摂取カロリーの70~75%の
食事を続けることで、
肥満や動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー病などの
老化現象にかかわる病気を防ぎ、
寿命が延びる可能性があることを、
最先端の研究で紹介されています。
それによると、
以前からマウスやラットの実験でも、
アカゲザルを使っての実験でも、
自由に好きなだけ食事をとるグループと、
普通より30%カロリーを減らした食事を与えるグループに分け、
健康状態を比較した。
すると20年後の2009年、
カロリー制限組は自由食事組に比べ、
糖尿病の発症がゼロで、
がんと心血管疾患の発症が50%低下した。
また、2009年の時点で生存していたサルは、
カロリー制限組が80%、
自由食事組が50%だった。
カロリー制限組は、
体重が少し減っていたが、
筋肉量はさほど低下せず、
むしろ体脂肪の減少が顕著だった。
また、顔つきや毛並などの外見で、
カロリー制限組は自由食事組に比べ、
同じ年齢でも明らかに若々しかった。
なぜ・・・カロリーを減らすと老化現象が遅れるのか、
長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子が
重要な働きをしだすよ言うのです。
サーチュイン遺伝子は、
すべての動物が持っている遺伝子で、
ふだんは眠っていて働かないが、
飢餓状態になると活動を開始するそうだ。
細胞内でエネルギーを作りだす
ミトコンドリアを増やし、
細胞内の老廃物を除去する。
また、細胞を傷つける活性酸素を排出し、
細胞を修復して若返らせる。
人体を工場にたとえると、
古い機械装置を次々と更新する働きをするのだ。
人間の健康度を測るバロメーターは70~100項目あるが、
そのほとんどを改善すると言われています。
この遺伝子のスイッチがオンになるのは飢餓状態になった時で、
動物や人類の歴史は飢えとの戦いでした。
食べ物がない状態が続いても生き延びられるように、
危機の時にサーチュイン遺伝子が働く。
生体必要カロリーの25~30%減ほどの腹ペコ状態が続くと、
長寿遺伝子がよし私の出番のように
眠りから覚めてくるというわけだ。
実際に人間で実験を試みて、
人間でもカロリー制限をすると、
サーチュイン遺伝子が活発化することが裏付けられたようです。
サーチュイン遺伝子を活性化させるには、
男性なら1日の推定必要エネルギーである
2400キロカロリーの75%の1800キロカロリー、
女性なら2000キロカロリーの75%の1500キロカロリーに
制限することのオススメのようです。
加えて塩分を控えて運動を心がければ、
必ず長生きにつながるようです。
カロリー制限だけでなく運動と組み合わせるようです。
実は腹七分目健康法は、
サーチュイン遺伝子発見よりはるか以前の1930年に、
米コーネル大がカロリー制限で
ラットの寿命が40%も延びたと発表して以来、
欧米で盛んに研究されてきた夢の長寿法のようです。
カロリー制限だけでなく運動と組み合わせます。
現代の日本人のエネルギー摂取量は途上国並みに低いようで、
カロリーや肉を摂ることに憶病になり、
逆に低栄養から健康を損なっているという立場からでは批判的だ。
また、2006年に米国で行なわれた研究では、
1年間にわたってカロリー制限をして体重を減らすと、
血糖値などは改善されるが、
骨密度を減らすという結果が出た。
将来、骨そしょう症になる心配があるという。
肥満ではない平均体格の人が行なう場合は、
カロリー制限だけでなく、
運動を組み合わせることが大切なようだ。
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