褐色脂肪細胞は痩せるスイッチ!

 

 脂肪を燃やし

熱を生み出す

褐色脂肪細胞が

肩甲骨周辺に

密集している

 

 

こうした肩甲骨の周囲には、

褐色脂肪細胞が密集しているといわれます。

 

ダイエットを成功に導く

急所といわれている理由は、

ここにあると思えるのです。

 

もともと、

脂肪細胞は

白色脂肪細胞と

褐色脂肪細胞の

2種類あることが知られています。

 

このうちの白色脂肪細胞には、

血液中に増えた脂質や糖を取り込み、

エネルギーとして蓄える働きがあります。

 

白色脂肪細胞が

脂質や糖を取り込むと、

自身が大きくふくらんで、

いわゆる肥満を招くといわれています。

 

白色脂肪細胞は

皮下や内臓にあり、

その数は思春期にかけて増えていき、

成人では約400億個もあるとされています。

 

もう一方の

褐色脂肪細胞は、

白色脂肪細胞とは反対の働きをしていて、

脂肪を燃やし熱を生み出す働きがあります。

 

褐色脂肪細胞は、

いままであまり注目されることが

ありませんでした。

 

というのも、

褐色脂肪細胞は

赤ちゃんが熱を生み出し体温を維持するために働くだけで、

以降、

年齢を重ねるとともに

消失すると考えられてきたからです。

 

そうした中、

ちかごろ褐色脂肪細胞は

成人になっても消失することがなく、

肩甲骨周辺や首の後ろ、

わきの下などに

密集していることがわかってきたのです。

 

また、私たちの体では

筋肉が熱を生み出しますが、

褐色脂肪細胞の熱産生能力は

筋肉の70100倍もあるという報告があります。

 

そうしたことから、

褐色脂肪細胞はまさに

「やせるスイッチ」で、

ダイエットに成功したい人は

褐色脂肪細胞をオンにして

活性化する必要性があるとも

いわれだしたのです。

 

 

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