髪がなぜ縮毛・クセ毛になるのかなぁ?
生活習慣が様々な異常を引き起こすなどという発想が無い時代の美容関係の先生達が書いた本には、「クセ毛は遺伝である・・・」と遺伝説が主でした。
現在では縮毛・クセ毛になるには2通りの要因が有ると考えられています。
ひとつは、元々遺伝子に毛髪にクセが出るように組込まれている場合、もうひとつは後天的な条件によって毛髪にクセが出てしまった場合です。
コルテックスの含有率とか断面図などが両親に似ているのでクセ毛になる事・・・遺伝だからというのが理由。
・・・が、100%遺伝であるなら完全にあきらめなければならないのですが、髪質を改善し始めると、クセ毛を解除できる場合もあります。
確かにクセ毛は形状が扁平であり、水分含有量の異なったタンパク質が偏在しています。
水分の多い日は髪のうねりが強くなります。遺伝的なものではなく、日常の影響から変化します。
年齢に応じてクセの度合いも変化しますし、疲れとか体調によっても毛髪のクセは変わります。
職場を変えた事でクセが強くなったり弱くなったり・・・そのような経験はないですか?
毛髪を生成する環境(細胞レベル)によって毛髪は太くも細くもなるし、直毛にもなればクセ毛にもなるのです。
我々は毎日、食べて飲んで生命を保っています。
生命を保つためには栄養・水分・酸素を欠くことはできません。
そして老廃物として排泄しているのが大小便です。
これも欠くことができません。
細胞も同じです。
動脈の中を通る新鮮な栄養・水分・酸素を受け取り、細胞活動して老廃物を静脈に流します。
厳密に言えば、リンパ管を通じて静脈に流すのですが、この循環器系統の停滞がシコリを生成します。
運動後の筋肉疲労はなぜ起こるのかお分かりですか?
日頃の筋肉運動よりも過剰になると排泄が停滞し、乳酸・尿酸が溜まり筋肉疲労が起きます。
脳細胞は身体の中でももっとも細胞活動の激しい部位であり、老廃物も多く排泄されます。
通常は停滞せずに健康的に排泄できていたものが、外部からの環境ストレスにより停滞してしまうのです。
その停滞してしまった老廃物が蓄積しはじめ、固く固着してしまったものがシコリと呼ばれるものです。
頭部にも薄いですが頭蓋骨と頭皮の間に筋肉組織を持ちます。
そこにシコリが形成され、固着しますので、クセ毛の方は大きく膨張しています。
そして毛穴を締め付け変形させ、血管、神経まで変形させてしまいます。
そうなりますと、縮毛・薄毛・抜け毛・細毛につながり、健康な髪質を望んでも無理ということになります。また、神経を圧迫することで自律神経の変調につながり、不眠症・不安症・神経質・イライラ・怒りやすいなどの神経症状に悩む事にもなります。
よく職場でストレスが多くて・・・とおっしゃる方がおりますが、それはあなた自身にも原因があると思うのです。
この世の中ストレスの無い方などいません。
ストレスを受けた時に自分の中で笑って流す事が出来るか、出来ないかの違いかもしれません。
このような事から、シコリがかなり形成されてきて反発してしまうのです。
今の世の中、我々を取り巻く環境があまりに理解が出来ない!?
そして、平均化しているかもしれません。
ほとんどの方が、あまりにもシコリの存在に気が付かないで異常信号を感知・自覚できないとかと思います。
シコリを取ってみて、はじめて自分の頭部に得体の知れない物質が厚く存在していた事に気がつくのではないでしょうか。
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